視点

フェルメール展をやってますね。


日本の人は少女好きなので、きっとモナリザの微笑よりも真珠の耳飾りの少女の方が好きだと思う。


良くも悪くも、日本は可愛いものが好きやから。


それはともかく。


朝日新聞で「ワタシと真珠の少女」とかいうコラムを連載してて、各界の人が書いてるんですが。


写真家の森村泰昌さんは、「比較的登場人物の性格が読みやすいフェルメール作品のなかで、この耳飾りの少女の内部が読めない。ほんとにフェルメールの作品なのか??」みたいな斬新な意見を書いている一方・・・・


どこかの生命保険会社社長さんは「フェルメール作品はほとんど現物を見ることができた。めざせパーフェクト」みたいなことを書いていて・・・・


この差は何?


と、つくづく考え込んでしまいました。


アートを生かすも殺すも・・・・


見る人しだいです。