全ては妄想のなかに

正義にために死ぬって、なかなかかっこいい。
うむ。


だけど実際、正義って何?ってことですよ。


正義なんて、たいてい時代のぼんやりとした空気の流れが膨張して、ある時それが正義だと認定されてしまうのだ。


妄想。


そしてヒトは「正義」のために闘う物語を作り出す。


多くの人たちが戦争に巻き込まれて殺された。


何のために?


正義のためだったと、正義のための尊い犠牲だったのだと、生き残ってしゃあしゃあと暮らしてるアホどもがわめく。


アホの声は大きく、それが今の自分大好き、自分かわいい症候群の風潮に乗る。
日本人は悪くなかった、そう言われて納得したい。


○○が攻めてくるとか、領土を占領されるとか、いちいち分かりやすくアタマに血を上らせないでください。
それはやられたらやり返したらんかい!的ヤクザ思想であり、ただのアホです。
なんのために外交という手段があるんですか。
政府が水面下の話し合いをサボるからこんなことになるのだ。


戦争の悲惨を防ぐために戦争をするという矛盾と悲惨。
そしていつの時代も生き残るヤツはテキトーに歴史を封印する。


憲法を変えて「軍隊」を正式に所有したいヒト多数。
「日本」はどこへ行くの?