ソングライター

特別なバンドがいた、とするならば、わたしにとってはそれはRCサクセションだった。


「日本語のロック」というカテゴリーでくくるなら、唯一無比のバンドだったし、
精神的に追い込まれていた10代の後半戦、ほんとにわたしにはキヨシローしかいないと思っていた。


キヨシロー。


生きていたら61歳の誕生祭のライブへ。


この手のイベントには基本的には興味がないんですが、今夜はロシモフ応援団長のヴィトン氏企画でアサクラくんのソロもある、というわけで参加してきました。


今夜のアサクラ君は素晴らしかったのです。
いつも素晴らしいけど今日は特別。


キヨシローのカバー曲「ソングライター」を歌うアサクラ君。


最後の「ぼくはソングライター」のリフレインが、キヨシローへの鎮魂歌となりアサクラくんの決意と重なる。


ロシモフ・アサクラ君は、「歌」に魂がある、ということを教えてくれる稀有なボーカリストだと思う。