傑作はひとつでじゅうぶん

アラン・シリトーさんが亡くなりましたね。


長距離走者の孤独」の作者です。


って言うか、この人はこれだけ読んだら十分なんですが、でも傑作ってそんなに量産できるもんじゃなし、ひとつあればいい、という考え方もあります。


それにしても、小説でも映画でも音楽でも、だいたいイギリスの労働者階級の話はパンクよね。
この話もちょうどパンク聴き始めのころ読んだこともあって、なんせエンディングがパンクだ!と思いました。


そーいえば全然パンクっぽくない陸上部の友だちが、題名だけ見て勘違いして読んだらしいんですが、感想聞くのがコワくて聞かなかった、そんな友は今いづこ。