夏の覚醒

結局。


なんでもかんでもみんなが一つのことに集中することが、全ての「諸悪」の温床です。


みんなで「国を守る」


みんなで「がんばろう」


そして「みんな」は、みんなの外にいる人への配慮と思いやりのない、排他的集団と化していきます。


いつの時代もどんな場所でも。


だけど、大切なものは、大切なことは、愛おしいものは、全部「みんな」から外れたところから生まれたよね。


そのことをワタシは忘れない。


いつの時代もどんな場所でも。


夏になるといっそうその思いは強くなる。