あるがまま

アベフトシの追悼雑誌を読むにつけ、その不器用な感じが改めて心に沁みる。


器用さを求める今の社会で、この人みたいな人が生きていける場所はそんなになさそうだ。


だからこそ貴重品だったね。


だけど本来、人間はそのようにしか生きられないものなんじゃないか。
あれもこれもできるなんて、どこかきっと間違ってる。


たぶん凶悪な殺人者は、そのようにしか生きられない。
良いとか悪いとか、それはきっとまた別の話。


アベのいたミッシェルは、そりゃ特別なバンドだったはずだわと改めて思ったよ。